アパレル店舗の収益向上に必要な5つのポイント
ユニクロは1991年にチェーン展開を始め、2001年に海外展開をスタート、2023年には過去最高の売上を記録するなど勢いを増しています。2024年の事業戦略*1 では、国内において地域密着型の店舗の推進や、国内外での人材育成の強化を進めるとしており、今後5兆円、10兆円の売上を視野に入れて成長を続けるとしています。
今回のブログでは、ユニクロを例に、未来の小売店舗が収益を上げていくためのポイントを考えてみたいと思います。
◆店舗の収益を向上させるために:来店計測による顧客行動分析をご紹介します

目次
効果的な在庫管理
ユニクロは2018年以降、全商品にRFIDタグをつけて活用しています。*2
このRFID技術は単価などの課題があるものの、導入することで無人レジなどの店舗業務の効率化だけでなく、生産から物流までのサプライチェーン全体の効率化が図れるとしています。
顧客とのコミュニケーション強化
お客様のニーズや要望を把握し、それに応える商品やサービスを提供すること。お客様とのコミュニケーションを強化することで、顧客満足度を高めることができます。
【関連記事】
店舗に入店した全てのお客様に、商品への接点を誘導できましたか?

オンラインとオフラインの活用
ガラスで区切られた区画の壁一面に240台のディスプレイが並び、インフルエンサーから投稿された最新の着こなしを検索、閲覧することで、購入したい商品を簡単に探すことができるというものです。リアル店舗にいながら、オンラインと融合した体験ができる、試着のデジタル化です。
VMDによる店舗デザイン
こうした体験の積み重ねにより顧客満足度を高め、リピーターやブランドのファンを創出していきます。
ユニクロの初期のイメージは低価格路線であったかもしれません。しかし、デザイナーや著名人とのコラボ、海外進出、さらに近年では環境に配慮した製品ラインナップの拡大や地域密着の個店経営などにより、ブランドイメージを向上させ、価値を高めています。*4
まとめ
今回のブログでは、店舗が収益を上げていくための5つのポイントとして、効果的な在庫管理、顧客とのコミュニケーション強化、オンライン販売の活用、マーケティング戦略の見直し、VMDによる店舗デザインが重要であることをご紹介しました。
グローバルにビジネスを展開する、ユニクロ柳井会長が入社式で新社員に呼びかけたことば、「我々が収益を得るのは店以外にない」*5 は、日本の小売企業が実店舗の収益向上の取り組みを今後さらに進めていく上で、大変心強い言葉ではないでしょうか。
参考:
*1,4 FAST RETAILING:ユニクロの事業戦略
*2 Locus Journal :RFIDタグを導入したユニクロから学ぶ他業界RFID活用のヒント
*3 FAST RETAILING: グループ企業ニュース
*5 繊研新聞電子版:ファストリが入社式 柳井会長「世界中で最高のチーム作って」
■ 株式会社Flow Solutions は、来店計測とAI解析で店舗の見える化を実現。900店舗以上の導入実績があり、売上向上・業務効率化を支援しています。